メンテナンスで車検費用を節約

By: Jörg Schubert
自分で車検場へ持ち込むユーザー車検では、
しっかりメンテナンスしている車は車検に通りやすくなり、
結果として車検にかかる費用を低く抑えられます。
ユーザー車検以外でも、メンテナンスの良い車は、
整備費用や交換部品費用を抑えられますので、コスト的なメリットがあります。
車検に出す前のメンテナンスは、車検で検査される項目に
ポイントを絞った方が効率的です。
最も重視されるのが、ランプなどの保安部品で、ランプ切れがないか、
レンズがひどく汚れていたり、割れていたりしていないかなどを、
注意深く点検する必要があります。
また、ブレーキを踏んだ時に、
ちゃんとストップランプが点灯するかどうかも確認しましょう。
クラクションもちゃんと鳴るかどうか、チェックしておきます。
ウィンドウ関連では、ワイパーの動きやブレードの劣化状態の確認が必要です。
また。ウォッシャー液がなくなっていないか、
きれいにウォッシャー液が噴射できるかどうかも、チェックしておくようにしましょう。
マフラー周りでは、錆などによる劣化が進んでいないか、
空ぶかしをした時に異音がしないかなどを確認して、
問題がありそうな時は、マフラーの交換を行う必要があります。
足周りでは、タイヤをチェックしましょう。
空気圧・タイヤの溝の残り、ホイルキャップの取付などがチェック対象となります。
走行に無関係な余分な装飾部品は、取り外して置いた方が無難でしょう。
また、事前に丁寧に洗車を行い、室内もきれいに掃除しておいた方が、
検査担当者の心証がよくなりますので、こういった細かい気遣いも必要です。