塗装について考える

By: Bogdan Suditu
運転中に車体を擦ってしまったりして、塗装がはげてしまうことがよくありますよね。
自動車修理の中でも、こういった塗装の補修は工場に修理依頼を出す場合がほとんどです。
そこで、工場ではどういった塗装の修理方法が行われているのか、紹介していきましょう。
まずは、ソリッドという方法があります。
ソリッドというのは最も一般的な工法で、単色のカラーで車体の塗装を行っていく手法です。
また、耐久性を上げるために、ソリッドにクリアコートを重ねるという方法もあります。
自動車修理工場に塗装の修復依頼を出す場合、
このソリッドという手法が費用的には最も低価格だといえます。
修理の予算を出来るだけ抑えたいという方は、
ソリッドでの修復依頼を検討してみると良いでしょう。
次に、ソリッド以外の工法として挙げられるのがメタリック工法です。
メタリック工法では、塗料に微粒子アルミ片が混ぜられているものを使用します。
アルミ片が塗料に含まれているため、仕上がりの光沢がより出るといえます。
こちらも仕上げにクリアコートを行うことが多いですが、
ソリッドと違いアルミ片が含まれている分、サビが出やすいといったことが大きな理由です。
また、ソリッドやメタリック以外には、パールという工法もあります。
パールは、塗料の中にマイカとよばれる微粒子を混ぜ合わせることで、
車体塗装の仕上がりに光沢を出します。
パール工法とよばれる所以は、光沢の輝き方がパールの輝きに似ていることから、
そうよばれるようになったそうです。